2010年8月6日金曜日

建築物の名前

とうとう、先週末に上棟式が行われました。

思えば、この作業を手伝わせてもらってから約1年。
材木の見方、ノコの挽き方、ノミの打ち方、ものの考え方(いろいろ考えていてあまり思い出せないくらい)などなど、新しい体験がたくさんありました。
その作業の積み重ねが、こうやって一つの形となって目の前に現れている。それは、不思議な感慨をいだかせます。
昨日も帰宅してから、中庭に入って眺めていました。

でっかいなあ。下から見ると、やっぱそびえ立ってるよ…。


はじめに材木がやってきた頃、このでっかいので何を作るのか全く想像できていませんでした。
少なくともごうへいくんの頭の中では設計図があったようですが、恥ずかしながら、ミニチュアを見せてもらうまで分かっていませんでした。
(実は、組み立て方は棟上げの2?ヵ月前にやっと分かったんですが)

さて、今回は話の続きを書こうと思ったのですが、けっこう覚えていないんですねこれが。
もちろん、何かの折に思い出したりもするんでしょう。その都度書いていきたいと思います。


今日は、熊野ビオトープにあるこの建築物の呼び名について。
そもそも、これは熊野寮で数年前から開催されているみかん祭りのシンボルとして計画されました。
そのために当時は、「シンボル」「ご神体」と呼ばれていました。

しかしここでは、"特定の宗教的要素を持ちこむものではない"ことをポイントとする必要があります。
当然です。大学の敷地内で、しかも熊野寮という自治的活動を旨とする場所で特定の宗教を掲げるわけにはいきません。
そもそもそういう目的で作るって話では聞いてないし。


仮にこの建築物が「ご神体」と呼ばれたとしても、それはどちらかというと、
「シンボル」「マスコット」のニュアンスをもっているとして理解してもらいたいと思います。
すでに京都新聞で取り上げられていますが、「鳥居」という表現も、イメージの一つとして用いられたと考えていいでしょうね。
http://www.kyoto-np.co.jp/education/article/20100802000154

今後は「オブジェ」で通すことになりそうです。
ここまでくると何でもいいんだけどね。 名前をつけるのが大切なのではないんですよ。


とはいっても、「じゃあここは思想的にはフラットな場所なのか?」という(半ばヒステリックな)疑問もいずれ挙がるでしょう。
(こういう話題を持ちこむこと自体ヒステリックなのかもしれないけど)
それについてはまた追い追い。絶対話長くなりそうだし。

そして、どんなことを考えてこれを造っていたのか。
ごうへいくんもこの話題を挙げてくれると、もっと面白いかも。よろしく。

2010年8月5日木曜日

場所がきっと動き出す

思えば5年前。吉田寮に住みながら、人の集まる場所っていいなと思っていました。

高山建築学校に初めて行って、建築は連歌なの、と思いました。

そして建築を動かす切っ掛けは掃除だということも教えてもらいました。

建築は、人の体が同時に同じ目的に重なる事で難所を越えます。

場所は、そこに集まる人に帰る記憶で。建築はその舞台で。

普段と、お祭りがあって、小さい集いや大きな集いがあって、

その、こけら落としのようなお祭りを、今月の終わりの頃にやりたい。

2010年8月3日火曜日

アリマス!

ん?


ア     リ

マ    ス!

ありますとんびる↓↑岡啓輔!踊る建築家!

2010年8月2日月曜日

できたって言ったって過言ではない!?



昨日、一昨日と天気に恵まれ、作業にも多くの人に参加していただき感無量です。








一昨日は二本の足を建て、4本全ての足が建つところまで出来ました。

昨日、上の四本も乗りました。しっかりはめ込むには、これからもう一工夫いりそうです。

今週は以上です。ありがとうごっざいました!